2015/11/07イレギュラー対応
最近、新規のお客様のお問い合わせで多いのが、床材に木を選ばれた方です。
各お客様のところで、同じ方法で清掃するという事は、先月~今月にかけてありませんでした。
事前調査はしていても、実際に現場で作業にあたると、中々、予定通りにいきません。
マニュアル、机上の理論等は通用せず、現場対応力が問われました。
例えば、一般論は、「フローリングは、水に弱いから極力使わない」ですが、
しかし、沢山使った現場もありますし、使わなかった現場もあります。決して、フローリング調の塩ビ系の床と間違えている訳ではありません。複合フローリングでもやり方色々、無垢フローリングでもやり方色々です。
また、洗剤においては「油がついたフローリング現場は、アルカリ洗剤で落とす」というのも、清掃に携わる者には常識中の常識です。
しかし、酸性洗剤も使用しました。「それは間違っている!」、、、等という人もいます。
しかし、間違っているのは、そう思ったその人の固定概念または、想像力の欠如です。
実際の現場で作業にあたる人間が幾ら経験豊富でも、変則対応力がないとイレギュラーな事態は必ずくるので、クリアー出来ない事だらけです。想定出来ない事が起こる事を想定しておく、心の準備の在りようは非常に大事です。
上が下へ模範解答を差し出すような社員教育的な事だけでは、限界がある気がします。
よく病院選びは、どの医師がいるかで選べと言われますが、結構、的をついている気がします。
現場の最前線にいる人間の良し悪しは、必然的にそのまま結果に直結します。