2019/02/07美観維持11、、拙速と巧遅
巧遅拙速(こうちせっそく)という四字熟語があります。
私自身は、この言葉は余り好きではありません。
何故かというと、私自身が以前、巧遅だったからです(笑)
テキパキと行動したり、終わりの時間を決める事は、非常に大事だと思います。
ただ、これだけだと、いわゆる「作業」になってしまう事が多々あります。
本人は、自分の決まりきった与えられた誰でも出来る仕事を、
スピーディーにこなして、酔いしれてる、、、、、
自分、出来る体(てい)の人に多いかもしれません。
実際に現場で、自分出来る体(てい)の人が、「太田さんの行っている理論とか、システムとかは、まだ分からないけど、現場いくつか見させて頂いて、大体分かりました。自分、バカじゃないんで、、」
と言ってました。
本当に?????でした。
因みに、洗浄機につけるパッドは、いつも何を使ってるんですか?って聞くと、
「み〇〇パッドとか、あ〇パッドですかね、、、」
それを使ってる時点で、分かったとか言われると、私の行ってきた背景とか、状況とか、全く理解してない事になる訳です。
こういうのって、もう、お互いの世界観が違うので、全く平行線を辿ったままです。皆さんも、同じ業種を営んでいるのに、この人と、こうも違うかなと思う事はありませんか?
分かり合える人だと、この間も携帯連絡がきましたが、「太田さんのHP、今もよく見てますよ。やっぱ、汚れないよね~。」と実感を込めて言ってました。
これだけで、お互いに文脈が理解出来て、余計な言葉は要らない訳です。
合わない人は、とことん合わないです。
「結構、ワックス厚塗り仕上げなんでしょう~?」とか言われちゃって、もうもうちょっとちょっと、、、鳥肌立つくらい合わない、、、
宇宙語に感じる程、意味が分からない¿¿¿
ワックスが厚かろうが、薄かろうが、本当はどうでもいいと言ったら語弊があるかもしれませんが、本質的なところの観点はそこではなく、仕組みづくりなんです。
この事は、また今度、お話し出来ればと思ってますが、この仕組みづくりによって、薄塗も可能ですし、一見テキパキしてなくても作業時間は短くなります。そして、付加価値を付随した事もお客様にご提供出来ます。
私は、いわゆる「作業」はしたくなくて、これをしていると、どんどん疲弊していく感じがあるからです。
兎に角、安い金額の現場を多くこなして、決まりきった工程を繰り返す。下請け仕事に多いかもしれません。これは、どの業界の方でもあるのではと思います。
これをこなしているからといって、私は、自分出来る体(てい)の気持ちなんぞ、全くなれません。精神的にきついです。であれば、「仕組みづくり」をして作業時間を短縮したり、ワックスなどの材料費を抑えて仕上がりを良くしたり、付加価値を付けてお客様に喜んで頂ける事をしたほうが、精神的に安定する気がします。
本日は、10㎡弱の床面積をワックス塗布した動画です。ご覧ください。
毎月の定期清掃の現場です。
【清掃前】
【ワックス塗布】
ごめんなさい。塗ってるところは撮っておりません。企業秘密です(笑)
そんな事もないのですが、また今度、撮ってきます。
動画の中で、あまりしゃべるつもりはありませんでしたが、
僅か5分位なのに、間が持たず、つい余計な事まで話してしまいました、、