2018/09/08「キレイにしようとすると、キレイにならずなのだ」の理由
前回からの続きです。
一度キレイにしてしまえば、なぜ、もう剥離をしなくても大丈夫な状態に出来るようになったかというと、
一言でと言えば、ワックスの被膜を自由自在にコントロール出来るようになったからです。
逆に言うと、ワックス被膜をコントロール出来ないと、黒ずんでしまいキレイにしようとしてもお手上げ状態で、剥離剤を使って何度も剥離する破目になる訳です。
多くの方から、汚れが取れなくて自分達ではどうしようもなくなった、というご連絡を本当に多くいただきますが、当然、一般の方が、この状態からキレイにすのは至難な技です。
何で、汚れが取れないのでしょうか?
それは、「キレイにしようとすると、キレイにならずなのだ」という記事を以前に何度も投稿しましたが、この解でもあります。
それは、“汚れのみに着眼するから”です。汚れがとれないからといって、強い洗剤をあてたり、研磨剤の強いスポンジで擦ったり、、。
“汚れだけでなく、ワックスにも着眼する”必要があるわけです。
汚れがワックスの中に入っている訳ですから、ワックスを除去する技術が必要になってきます。それも、ワックスを見た目では分からない位に、傷がつかないツルツルの状態にする洗浄技術が必要になります。
その為、一般の方だと至難の技になると申した訳です。
ただ、一般の方でも、清掃業者でも、皆、キレイに出来ない根底は、同じなんです。汚れに執着しすぎるからです。ワックスをキレイに減らす事が出来ないからです。
また、記事します。