2018/04/21悪魔の証明
最近、<無い物があった>というのを目や耳にします。
更に、まだ無いとか知らないとかいうのがあるようです。
職業柄、床清掃の仕事人目線で呟いてしまいますが、
「ちゃんと洗い出そうよ、、」って。
悪魔の証明というものがあって、無い物を無いという証明が出来ないから、ある物を出して証明してくれと、、、。
まぁ、その気があって、洗って出せば、すぐに証明出来るんです。その気がないから、タイムラグが発生してるだけで。どう繕っても、出てきます。
それでは、写真①を見て頂けますでしょうか?
皆さん、この床は、見た目キレイそうですが、皆さんでしたら、汚れがないという証拠をどうやってしますか?
答えは、直ぐにお分かりですか?
もしよければ、考えてから下に読み進んでみてください。
答えは、モップ、雑巾等で洗剤拭き、又は水拭きして、終わったらバケツに入れた水につけて絞ってみる。
≪洗い出し≫すれば良いのです。
もっと精度を上げて調べるには、写真②のように、マシーンで洗浄して吸い上げた汚水をバケツに出してみる事です。
床を洗ってそのままでは分からないので、明らかになる所に出します。
これが、汚れ判別方法です。
キレイな色してますか?
いえいえ、泡でバブって分かりにくいかもしれませんが、グレーな色してます。黒と白の間。黒は汚れ。白はワックス。汚れがあるという事です。汚れてなければ、透明な色になるんです。
見た目キレイだからといって、正しい方法で洗わずに、ワックスを塗って覆いかぶせて、キレイに見せようとしても、タイムラグで後から黒ずみ汚れが浮いてきて、キレイでなくなります。
何だか、構造は似てますよね。
ですから、こういう問題は、汚れだけに着目しても終わらない話しです。繰り返し同じ事をします。バックグランドが必ずあるのでそこにも着目して、構造を立て直す必要があります。
ですからですから、土台の基礎構造をしっかりさせて、汚れたら隠すのではなく、汚れれば直ぐに修正出来る体制作りを築き上げるのが良いと思うのです。