2018/03/05ワックスは1枚塗り
定期清掃における、ワックス塗布の回数について述べたいと思います。
定期清掃で、よく、
「2回(枚)塗りをします!」とか、「必ず、3回(枚)塗ります‼」
と、約束宣言している業者がおります。
場合によっては、ワックスの塗布回数によって、金額に差をつけているところもあるようです。
皆さんは、どう思われますか?
たくさん塗ってくれた方が良いと、思うのではないでしょうか?
塗れば塗るほど、光沢が出るし、長持ちするものだと思っていらっっしゃいませんか?
ワックスを全部剥いだ後に(剥離した後に)、初めの基礎の土台として、数枚塗るのは有りですが、その後の定期清掃でワックスを塗るのは、「1回(枚)がベストです。」
一流は、1枚で、艶を出し、耐久性のある被膜を創り上げます。二流三流は、ワックスを何枚も重ね、汚れをワックスの中に抱き込んだ分厚い膜に苦しみます。または、ワックスを塗らずにバフで研磨してカチコチにして、これまたワックスの中に汚れを閉じ込めてもがき苦しみます。よくあるのが、端っこや、歩行しないところはワックスを分厚くし、歩行するところ等は擦れて薄いワックス膜になってしまい、均一な膜厚が創れていないことです。
かくいう私も、以前までは、どうしても2枚塗る事が多くありました。なぜ2枚では、ダメなのか?
ワックスを1枚で仕上げるのは何故かという事を、次回に投稿いたします。
今回の写真は、ワックス塗布前と後の写真で、勿論、1枚塗りです。